コットン開発ストーリー

Cotoneのコットンはオリジナルで開発した商品です。開発の経緯を少しご紹介します。

開発理由

タオルは使いやすく人気の商品なのですが、次のような課題があります。
・ちからが入りやすく、こすり過ぎやすい
・使っているうちに徐々に劣化し、衛生面が気になる

適切に使用すれば特に問題ないのですが、人によってタオルの使い方が少し異なるので気になっていました。

そのため、こんなタオルの課題を解決した商品を開発したいとずっと思っていました。

コットンができるまで

そんなある時、化粧用コットンを利用することを思いつきました。ふわふわの構造で使い捨てなので、まさにうってつけです。

最初は色々な形を試しました。細かく切ったり、ボール状にしたり、穴を開けたり、重ねて潰したり…。試行錯誤してようやく今の形にたどり着きました。

他にも、製造方法をどうするか、パッケージをどうするか、販売方法をどうするかなど、多くの事を考えました。

あまり詳しくはお話しできませんが、3年ほどかけてCotoneのコットンができました。

知的財産権の取得

開発したコットンをすぐに発売したかったのですが、これまで世の中に無かった物です。発売前に知的財産権として保護しなければなりません。しかし、どうしたらいいのかわかりませんでした。

そこでまず、福岡県の知的所有権センターに相談してみました。知的所有権センターは、中小企業をサポートしてくれる県の機関です。

すると、開発したコットンは意匠権というものが取得できる可能性があることがわかりました。意匠権は物品の形や色彩などの外観を保護するもので、知的財産権の中の権利の一つです。意匠権であれば自力でなんとか申請できます。

早速、書類を作成して知的所有権センターの方にチェックしていただき、特許庁に書類を送付して申請しました。

しばらくすると拒絶理由通知書というものが送られてきました。申請された意匠を認めないという内容の文書です。もう頭の中真っ白です。

よくよく通知書を読んでみると、意匠の説明に書いた「布地を複数枚重ね~」という部分が担当審査官に誤解されているようでした。担当審査官は「布地は薄くてペラペラだから、複数枚重ねてもあのような形はできない」という認識でした。

「布地には不織布などの厚くて弾力があるものもありますよ」と説明すると理解していただけました。そして、補正書を提出して無事に意匠権が認められました。

発売してから

コットンを発売した当初はなかなか売れませんでした。これまで無かった商品なので当然です。

そこで店頭で体験できるようにしました。すると少しずつ売れるようになり、口コミで広めていただけるようになりました。

開発したコットンにもまだまだ課題があります。タオルに比べて使いにくかったり、コスパが悪かったり。もちろん、これらの課題も解決していきます。

補足

意匠の文献はこちらからご覧いただけます(意匠登録第1566410号)↓
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/DE/JPS_1566410/D3D2D72240E782596E651C152F694837

文献の中の「厚みがあり弾力性に富む」という部分は、補正書で追加した一文です。

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