なかなか治らないニキビ。もしかしたら洗い過ぎが原因かも。

美素肌情報

ニキビって嫌ですよね。嫌だから一生懸命洗顔したくなりますよね。

でも、その洗い過ぎがニキビの原因になっているかもしれません。

なぜ洗い過ぎがニキビに繋がるのか

なぜ洗い過ぎがニキビに繋がるのでしょうか?

その理由は、ニキビの本当の原因と、肌の仕組みを見れば分かります。

ニキビの本当の原因

ニキビの原因をアクネ菌だと思っている人がいるかもしれませんが、アクネ菌はニキビの本当の原因ではありません。

ニキビの本当の原因は「毛穴の詰まり」です。

赤ニキビができるには、最初に毛穴の出口が詰まり、次に皮脂が毛穴に溜まり、それからアクネ菌が増殖する必要があります。

アクネ菌は毛穴が詰まらないと異常な増殖をしないわけですから、アクネ菌はニキビの本当の原因ではないことが分かります。

さらに、アクネ菌は皮膚常在菌といって肌に必要な菌なのです。

※こちらのブログでも解説しています↓

皮脂を落とし過ぎると

では、皮脂を落とし過ぎるとどうなるのでしょうか?

一生懸命洗顔をして毛穴の中の皮脂まで落とすと、肌の水分が蒸発して乾燥しやすくなります。

そうすると、肌は自身を守ろうとして、皮脂をいつもより多く分泌しようとします。

皮脂がいつもより過剰に分泌されるため、毛穴が詰まりやすくなります。

毛穴が詰まりやすくなると、ニキビができやすくなるわけです。

摩擦で皮膚が厚くなる

また、肌への強い摩擦もニキビに繋がる可能性があります。

肌は強い摩擦を受け続けると、自身を守ろうとして皮膚を厚くします。

皮膚が厚くなれば、毛穴が詰まりやすくなり、ニキビができやすくなると考えられます。

擦らずに洗うのもダメ

強い摩擦はダメですが、泡だけで擦らずに洗うというのもおすすめできません。

泡で皮脂は落ちますが、古い角質や角栓は落としにくいのです。

古い角質や角栓は、毛穴を詰まらせ、ニキビの原因になります。

これらの汚れは、コットンやタオルを使って優しくなでるように洗えば、軽いちからでも十分に落とすことができます。

洗顔後の過剰なケアも皮膚を厚くする

洗顔後は保湿をした方がいいですが、過剰なケアには注意が必要です。

長時間のパックや、多種多量の化粧品の使用は、肌のターンオーバーを阻害し、皮膚を厚くします。

洗い過ぎを防ぐには

洗い過ぎを防ぐにはどうしたら良いのでしょうか?

綺麗にしすぎようとしない

まず、肌を綺麗にしすぎようとしないことです。

肌は皮脂で覆われている方が自然で美しい状態です。

洗顔後に皮脂が残っていると、汚れが落ちたように感じないかもしれませんが、それで十分なのです。

肌の汚れは水と手だけでもある程度落ちますし、コットンやタオルを使えば、落としにくい古い角質や角栓もしっかり落とすことができます。

まずは知識を身につけ、意識を変えることが重要です。

メイクは落としやすい物を使う

メイクは肌にやさしく、落としやすい物を使いましょう。

落ちにくい化粧品はクレンジング剤が必要になりますし、肌を擦る必要がでてくる場合があります。

石鹸やコットンだけで落とせる化粧品が理想的です。

ただ、イベントやレジャーなど、たまになら落ちにくい化粧品を使っても問題ないでしょう。

コットンやタオルを使う

本当に落とすべき汚れは、皮脂でもアクネ菌でもなく、古い角質や角栓です。

古い角質や角栓は、石鹸や洗顔料を使わなくても、コットンやタオルだけで落とすことができます。

石鹸や洗顔料を使わなくていいわけですから、洗い過ぎ防止になります。

脂性の人や仕事で油を使う人は

料理人や工場の作業員など、仕事で油を使う人は、肌に油汚れが付着しやすく、石鹸や洗顔料が欠かせない場合があります。

もともと脂性で、石鹸や洗顔料を使った方が肌の調子が良い人もいます。

そういう方々は、他の人よりも肌の洗浄が必要ですので、自分の肌質や生活環境に合わせて洗顔するようにしてください。

筆者

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